何日か前にテレビで、
奄美大島の素潜り漁師さんの
番組をやっていました。
数分間息を止めて
水中深く潜り、
体長1m以上もありそうな巨大魚を
銛(もり)を使って獲る勇壮な姿。
その漁師さんは
プロサーファーでもあり、
日々のトレーニングを
欠かしていないのだそうです。
番組の中で、
呼吸のトレーニングをしている
映像が映ったのですが、
それを見て
ビックリ仰天!
特殊な呼吸法を
しているみたいで、
ものすごい勢いで息を吐く
(もしかしたら吸っていたのかも)
と同時に、
お腹がペシャンコになって、
まったくの骨と皮だけに
なってしまったのです。
あばら骨と背骨の形が
皮膚を通してくっきりと見えて、
まるで
『釈迦の苦行像』みたい!。
お腹にあるはずの内臓たちは
どこに行ってしまったんだ!
よく見る
イラスト人体図とか解剖図だと、
お腹の中にはびっしりと
内臓が詰まっていますよね。
(普通の人はあんまり見ないか…)
あれのイメージがあったので、
漁師さんの消えたお腹
(もはや、へこみというレベルではなかった)は、
まるでイリュージョンマジックを
観ているみたいでした。
そんなビックリ体験を
知り合いの看護師さんに
話したところ、
胴体の中は、
空洞というか、空きスペースが
けっこうあって、
寝たり起きたり、姿勢を
代えるたびに
ブラブラというか、
ゾロゾロというか、
内臓が場所を移動するらしいのです。
(どんな擬音語を使ったらいいか
わからん…。)
それと、
もともとヒトのカラダって
それぞれ個性的で、
内臓の大きさや位置も、
その人によって
微妙に違うそうなのです。
そうか!
あの漁師さんのおなかの中身は、
呼吸のチカラで移動して、
あばら骨や腰骨の中に
スッキリ収納されていたんだ…。
CS60 セラピストは、
内臓を直視する機会は
ないですが(あたりまえ)、
お腹を施術するときの感触で、
内臓の位置関係には個人差があるな、
という印象は確かにあります。
骨格や筋肉の付き方や
関節の位置なども、
本当に人によって個性があるなあ、
といつも実感します。
本当に、
カラダって
その人の個性そのものなんですね。
カラダの声、聴いてますか?
ところで、
日本は
医療制度や病院が充実していて、
比較的多くの人が医療の恩恵を
受けることができる国といわれています。
とくに救急や、急に具合が悪くなって
担ぎ込まれたときは、
お医者様とか病院って、
ほんとうにありがたい!
と思いますよね。
ただ、その一方で、
何かあったらすぐ病院で
診てもらえばいい、
カラダのことは
なんでもお医者さんまかせ、
という感覚にも
なりやすいのかもしれません。
そういえば、
会社や学校で
健康診断がフツーに
行われているのって、
日本だけらしいのです。
日本以外の国では、
何も異常がないうちから
ドクターに診察してもらうことなんて、
基本的にはないようです。
もちろんそれのいい面は
沢山あると思いますけれども、
この環境に
慣れきってしまうのが、
少々心配になってしまうのは
ワタシだけでしょうか…。
それはともかく、
この世に二つとない、
自分の個性的なカラダ、
その個性の豊かさに
興味をもちながら
普段から注意を払ってあげて、
「いつもありがとうね」と
声をかけてあげるくらいの気持ちは
持ちたいものですよね。
あなたのカラダは、
あなた自身が
いちばんよく知っている
はずです。
自分のカラダや
細胞の声に耳を傾ける習慣を
大切にしていきましょう。
あれ、
素潜り漁師さんの話を
してたんだっけ…。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。