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マインドセラピーわきやま

遍路あめみち心の中 〔川を見ていて思った〕

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山から流れてきた川の水が海に注ぐ風景は、何かを感じさせる。

小さい水の雫から始まって、艱難辛苦を乗り越え、沢から沢へと流れて、ようやく大きな川に成長したと思ったら、すべてをのみ込むような大きな海に注いで、「川」という枠組みから解放される。

人の一生の在り様をそこに投影するからだろうか、川が海にそそぐ様を見ていると、心が安らぐのはなぜだろう。

いつか、海のような大きな安らぎに包まれることを目指して、人は人生の川を下っているのだろうか。

そして、ひとつの疑問が浮かんだ。

「川」というのは、そこに流れている水のことを指すのか、それとも、流れている水が削り出して作った地形と周辺の環境のことを指すのだろうか?実体はどこにあるのだろう?

公案のような自問自答は果てしなく続く、、、。