マイナスな感情というものは、
一度抱くと、なかなか
消えないものです。
たとえば、
「職場の同僚から思わぬきつい一言、おもわずカッとなったけれども、言い返せない。
くやしさがいつまで経っても消えず、その場面を何度も頭の中で繰り返す、、、。
わるいのはアイツ!」
あるいは、
「今日はこれをやろう、と計画を立てる。
でも、すぐ始められない、腰がおもい。
馴れていないことは、どうしてすぐ取り掛かれないんだろう。
ギリギリ必要に迫られないとできない、だめなワタシ、、、。」
他人に対する気持ちでも、
自分に対する気持ちでも、
一度、評価が決まると、
なかなか書き換えができない
というのが、やっかいなところです。
しかも、
その評価の判断スピードは、
一瞬です。
貴方は瞬足アンパイヤ(審判員)
「あなたが悪い!」
「それはルール違反!」
「わたしは無能!」
よくない出来事に遭遇すると、
即座に感情が反応して、
それがそのまま評価に
つながりがちです。
普段は優柔不断で
決断力がない人も、
その傾向は同じです。
不思議と言えば不思議ですね。
でも、この思考パターンの特徴が
わかれば、
いざという時に、
その裏をかくこともできます。
それは、
『タイムラグを使う』ということです。
タイムラグは万能薬
『タイムラグ』
日本語化している英語ですが、
その意味は、
ある現象の反応がすぐに起こらず,遅れて起こる際の時間のずれ。(三省堂 大辞林)
ということです。
冷静に考えれば、
他にもやりようがあったのに、、
ついあんなことを言ってしまった、、
しばらく経ってから
自分の行いを悔やむ時、
なんて浅はかだったか、
と実感しますね。
それは、深く考えずに、
一瞬で結論を出してしまったからです。
そこで、結論を『一瞬』で出す前に、
少し、前後の『タイムラグ』を入れて
考えてみましょう。
たとえば、
「あいつはゆるせない、、」
「自分ってサイテイ、、」
と、心の中で、
だれかや自分自身を裁きそうな時に、
「ちょっと待って。タイムラグ、タイムラグ」
と意識すれば、
しばらく様子をみてみようと
思いなおして、結論を急がなくなります。
すると、相手の事情がみえてきたり、
自分のいい所を再発見できるかもしれません。
そうすれば『心のアンパイア』が、
胸ポケットからレッドカードを出すのを
止められるのです。
『幅の広い人』になろう
今まで「私の見解はこう」と
すぐに決めていたのを、
しばらく態度保留にしておく、、。
慣れないうちは、
どっちつかず、という感じで
居心地がわるいかもしれません。
でも、むしろ、
それぐらい感じる程度がいいんです。
それで気持ちの平和が保てたり、
後でいい判断が出来れば、
その方がずっといいと思いませんか?
何ごとも
時間の幅をもって考えた方が、
人間の幅も広がります。
だれでも長年の「考えグセ」が
ありますから、
すぐ切り替えるのはむずかしい
かもしれません。
でも、タイムラグ感覚を心がけていれば、
ちょっとした進歩があっても
気が付くようになります。
そして、
あなたの考え方の変化は周囲に伝わり、
周りの人があなたを見る眼も、
変わってくるかもしれません。
『タイムラグ感覚』は
意識していて損はないのです。
ぜひ試してみてください。
ただし、ダイエット中の方が
タイムラグを優先して安心するあまり、
『おなかの幅』が広がっても
責任はもてません。
くれぐれも、ご注意ください。(-_-;)