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マインドセラピーわきやま

「ネガティブの芽」を植えるクセ

更新日:

 

 

「口ぐせ」というのは
自分では気づきにくいものです。

 

 

 

セラピーセッションで
話しをしていると、

その方の言葉の中に
何度も同じフレーズが
出てくることがよくあります。

 

 

 

たとえば、

「どうせワタシなんか」とか、

 

「私はバカだから」とか。

 

 

 

おもしろいことに
(と言っては失礼ですが)、

「その言葉、よく使いますね」
とお伝えしても、

 

「えっそうですか?」

という感じで、

それに気づいていないことが
多いのです。

 

 

 

また、
決まった言葉ではありませんが、

どんな話をしていても
自分を否定したり、
自分を悪者にして
結論づけようとするパターンが
見える時もあります。

 

 

 

特定の言葉や
思考パターンを
無意識に繰りかえす…。

それはまさに「クセ」といえます。

 

 

 

おなじ「クセ」でも
無意識に自分をほめる「クセ」ならば
大歓迎ですが、

じっさいは
自分を否定する
「口ぐせ」「思考グセ」を
持っている人の方が
圧倒的に多い気がします。

 

 

 

そういうクセがあると、

自分のポジティブな一面や
成功のきざしが
ちょっとでも顔を出した時に

即座にその芽を摘み取る
習慣が身についてしまいます。

 

 

 

それも自覚なしに。

 

 

 

お茶の新芽を摘むと
おいしい新茶ができますが、

「ポジティブの芽」は
摘んでしまえば
なにも残りません。

 

 

 

そればかりか、
摘んだ代わりに

「どうせ~」とか、
「私なんて」という、

「ネガティブの芽」を
植えてしまいがちです。

 

 

 

そして
「ポジティブの芽」にたいしても、

「こんな小さな芽なんて意味ない」

「花も実もついてないし…」

などと、
ありがちな理由をさがして
芽を摘む自分を納得させてしまう始末。

 

 

 

でも、
きれいな花も、
見上げるほどの大きな木も、

 

皆ひとつの小さな芽から
始まるのです。

 

 

 

小さな芽こそ、
大きな可能性を秘めています。

 

 

 

そんな道理くらい
だれでもわかっているはずなのに、

知らず知らずのうちに
その可能性の芽を
摘んでしまうのですから、

本当に「クセ」というのは
おそろしいものです。

 

 

 

一度心についたクセは
人生を大きく変えるチカラ
持っているのです。

 

 

 

 

唐突ですが、
こんな言葉があります。

 

 

 

『複利』は人類最大の発明だ

 

 

 

「複利」とは
利息を使わずに
持ち続けることで、
雪ダルマのように元本が
大きく成長するしくみのこと。

 

 

 

いきなり投資とか貯蓄のハナシを
しようというのではありません。

 

 

 

この言葉を残した
(と云われている)のは、

なんと、あのアインシュタイン博士。

 

 

 

 

複利の法則が、自然界や物理学の法則と
一致していることにおどろいて、
この言葉を残したのだとか。

 

 

 

私たちの
心やカラダも自然の一部なので、

この「複利の法則」が
そのまま当てはまるはずです。

 

 

 

ただ、
「複利の法則」は
ポジティブにもネガティブにも
同じように働きます。

 

 

 

自己肯定の芽を
育てる代わりに、

自己否定の芽を
育てれば、

自分が
否定のかたまりのような存在に
なってしまいます。

 

 

 

もし、あなたが
いつまでも変われない、
幸せになれない、
と感じているならば、

 

 

 

無意識に、

小さな「ポジティブの芽」を
摘んで、

「ネガティブの芽」を
植えていないか、

振り返ってみてください。

 

 

 

心にどんな芽を育てるか、

その違いで人生は
大きく変わるはずですよ。

 

 

 

おわり