あなたの『心の専属トレーナー』
脇山明です。
『生きづらさ解消のツボがわかる5通のメッセージ』
3通目をお送りします。
今日のタイトルは
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自己肯定感を『高めて』はいけません!
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「生きづらさ」と
よくペアで出てくる
「自己肯定感」。
書店やアマゾンでも
自己肯定感に関する本が
たくさん出ています。
そのせいか、
「自己肯定感を高めなければ」
と、たくさんの人が
考えるようになりました。
あなたはどうでしょうか?
ところで、
あなたの自己肯定感が
最高に高かった時はいつだったか、
覚えていますか?
たとえば
小さい頃、
はじめて
自転車に乗れた時、
とてもうれしくて、
自分が誇らしく思えましたよね。
まさに
MAXレベルの
自己肯定感だったはずです。
ただ、
乗れたての時は、
あっちへフラフラ、
こっちへフラフラ、
スピードもおそいし、
かっこよくありません。
でも、
自転車に乗れた
「スゴイ自分」だけを
感じていたはずです。
あの時のように
「ワタシってすごい!」
「ボクってすごい!」
という感覚。
大人になっても
いつも感じられたらいいな
と思いませんか?
じつは
いくつかの習慣が身につけば、
そんな自己肯定感を
保つことができます。
ただ、それが
多くの人にとって
むずかしいのには理由があります。
なぜなら、
ほとんどの人が
自己肯定感について
『大きな誤解』
をしているからなんです。
今日はそんな
「自己肯定感」の
だいじなポイントを
お伝えします。
あなたはご存知でしたか?
自己肯定感は、
=============
“高めよう”とすると、
かならず失敗する!
=============
ということを。
こんなことを言う心理セラピストも
めずらしいかもしれませんが。
これは事実です。
なぜ、そう言えるんでしょうか?
理由は2つあります。
ひとつは、
「高めよう」とすると
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
自己肯定感が低いことを
自分に納得させてしまうから
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
もともと
自己肯定感が高い人は
それがあたりまえなので、
「もっと高めよう」とは
あまり考えません。
「私は自己肯定感が低い」
という前提がないと、
“高めよう”とは思わないのです。
だから、
“自己肯定感を高めたい”
と思った瞬間に、
自己肯定感が低い自分を
認めてしまっているんです。
二つ目は
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
自己肯定『感』だから
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
どういうこと?
たとえば、
空腹感を「感じた」時、
満腹だ、と思い込むだけで、
本当におなかいっぱいになりますか?
もし、できたら、
インドのすごいヨガ行者とか、
ビックリ人間の世界です。
意志の力で
自己肯定「感」を高めるのは、
そもそも見当はずれ、
ということです。
なので、
自己肯定感は
自分で高めるものでなく、
「自然と高まるもの」
なのです。
もし、本当に
自己肯定感を「高めたい」ならば、
どうすれば
自然に「高まるか」
という発想に
切り替えた方が
いいでしょう。
もちろん、
ただ待っているだけでは
何も変わりません。
自己肯定感が自然と高まる
「3つの習慣」があるんです。
それをあなたにお伝えしますね。
まず、
一つ目は
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
落ち込んだ時は正面から対決しない
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
何かで落ち込んだ時、
自己肯定感を気にする人ほど、
無理やり
ポジティブ思考に
なろうとします。
でも、
たいてい勝ち目はありません。
その挫折感を味わって、
さらに自己肯定感は下がります。
前回のメールでお伝えした、
生きづらさにたいして
「あ、またやってるな」
とつぶやくのと同じ要領で、
「あ、また低くなってるな」
と、
淡々と眺めてほしいんです。
感情を
まるで自然現象のように
感じてみてください。
すべての自然現象には
波があります。
感情もそうです。
「ああ、今は波の下あたりにいるな」
と捉えると、
気持ちに余裕が生まれてきます。
二つ目は
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
淡々と小さな成功をくりかえす
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
顔を洗う、
歯を磨く、
カーテンを開ける、
など、
日常のなんでもない動作をつかって
成功体験を味わいます。
たとえば、
「さあ歯を磨くぞ!」、
「駅の階段を登るぞ!」、
と、無意識でなく、
「よし、やるぞ!」と意識してから
やってみてください。
そして、出来た時に
「やったぞ!」
と自分をほめてください。
成功体験、と聞くと
大きなことを考えがちですが、
小さなことで
ひんぱんにやる、
そして自分をほめる、
これがポイントです。
はじめは
「ばかばかしい」
と思うかもしれません。
でも、
この普段の繰り返しが、
自己肯定感をじわじわと
底上げしてくれます。
そして、3つ目は
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
自分に手間をかけてあげる
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
たとえば、
一人の時はいつも
インスタントコーヒーで済ましていた
としたら、
時々は自分のために
おいしいコーヒーを淹れるとか。
いつもはササッと
済ましているお風呂を、
贅沢気分を味わえる
グッズをそろえて、
ゆったりゴージャス気分にひたるとか、
どんなことでもかまいせん。
今までは、
「ムダ」
「もったいない」
「めんどくさい」
と思って
やらなかったことを、
あえてひと手間加えて、
自分をよろこばせてほしいんです。
自己肯定感が低い人は、
がんばり屋さんで、
努力家が多いのですが、
そういう人にかぎって
自分のことは
後回しにしがちです。
じつは、
それが
自己肯定感の低さにも
大きく関係しています。
なので、
毎日というわけには
いかないでしょうが、
なにかの節目で
自分に手間をかけてあげる
時間を
意識してみてください。
自分を大切にする人は
他人からも大切にされます。
周りから大切されるようになると
自然に自己肯定感は
高まっていきます。
どうでしょうか?
この3つの習慣
①落ち込んだ時は正面から対決しない
②淡々と小さな成功をくりかえす
③時々、自分に手間をかけてあげる
を意識することで、
あなたの自己肯定感は
ゆっくりと
でも、確実に高まっていきます。
自己肯定感は
「心がどれだけ充たされているか」
を示すバロメーター
でもあります。
今日お伝えした
3つのコツを意識すると、
充たされていく自分を
実感することができます。
ぜひ、
自己肯定感が自然と高まる習慣を
身につけてくださいね。
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次回は、
『心のプロポーション』
についてお伝えします。
えっ?
心にもプロポーションがあるの?
そうなんです。
心が「スタイル抜群」になると、
周りの人の視線は
あなたにくぎ付け、
たちまち人気者になります!
でも、
生きづらさを感じている
ほとんどの人は
「ある部分」が貧弱なんです…。
そこをフィットネスすれば
最大のモテ期がやってくることも!
(いろんな意味で)
楽しみにしていてくださいね。
今回も最後までお読みいただいて、
ありがとうございました。
マインドセラピーわきやま
脇山 明