前回は
「なぜ人間のカラダには
電気が必要なのか?」
ということを説明しました。
それは
病気や不調の原因である
「慢性炎症」を抑えるために
マイナス電子が必要だから、
ということでしたね。
でも、
ここで
新たなギモンが湧いてきます。
「そのマイナス電子ってどうやって取り入れるの?
カラダにコンセントがついてるわけでもないし…」
このギモンを解くために、まず
人間はどこから
マイナス電子を取り入れてきたのか、
ということを
解き明かしていきましょう。
そして、
80年近く前から
私たちがマイナス電子を
取り込めなくなっている
ある理由についても説明しますね。
○○のチカラは「電気」のチカラ
人間が取り入れる
マイナス電気の源はどこか?
それはズバリ、
「大地」です!

「大地といっても、
地面に電気なんかないでしょ?
触ってもビリビリしないし…。」
いえ、
それはちがうのです。
ビリビリしなければ
電気が通っていない
なんてことはありません。
カラダによい電気とは、むしろ、
やさしい『気』の流れのようなもの。
よく「大地の気」とか
「大地のエネルギー」と
言いますが、
それは大地の「電気のチカラ」を
指しているのでは、
と個人的には思っています。
ではなぜ、
大地に電気があるのかを
説明しましょう。
私たちは「巨大電池」の上にいる
地球上の天気というのは、
場所によってちがいます。
ある所は晴天だったり、
ある所はどしゃ降りだったり、
そして、ある所には
カミナリが落ちたりします。

地球上のどこかでは
かならず毎分500回の割合で
カミナリが落ちています。
そのカミナリの正体って
なんだと思いますか?
それは
『マイナス電子』なんです。
カミナリの
マイナス電子の特徴は
自由に動き回ること。
だから
カミナリはどこに落ちるか
予測ができません。
そう、
でんこちゃんがげんしクンを
フッて、どこかへ消えたように、
気ままで自由なんです。
(意味不明な方、前回ブログをみて💦)
その自由なマイナス電子が
カミナリによって届けられ、
大地いっぱいに充満しているのです。
スケールは違っても、
カラダの中のマイナス電子と
カミナリのマイナス電子は
まったく同じものです。
それに
カミナリだけでなく、
降り注ぐ太陽光線や、
地球内部のマントルからも
ものすごい量のマイナス電子が
放出されています。

なので、
地球は
マイナス電子の巨大な電池
といえるのです。

ちなみに、
カラダに良いとされる
マイナスイオンも同じように、
自由なマイナス電子です。
さまざまなところを
流れている電子が
大地にどんどん蓄積されていく、
というわけですね。
私たちはその大地の
マイナス電子を取り入れて、
体の中の炎症のバランスを
保ってきました。
と言うより、
電気的な意味で
人間や動物は
大地といつも一体だったので、
ことさらガンバラなくても
カラダにマイナス電子が
行き渡っているのが
あたりまえだったのです。
それが、
ある理由で
大地のマイナス電子を
ほとんど受け取れなくなり、
体の中の電気のアンバランスが進んで、
病気や不調の元を作っていったわけです。
足元にあった衝撃の事実!
では、
なぜ
大地から電気を取り入れることが
できなくなっていったのでしょう?
その最大原因は、

「靴」です。
なかでも
ポイントは『靴底』です。

高級な革靴でも、
小さな子供のズックでも、
ほとんどすべての靴の靴底は
ゴムかプラスチック、合成樹脂ですよね。
ということは、
今の靴の靴底はすべて
電気を通さない『絶縁体』なのです。
今まで、大地に立って
足の裏からマイナス電子を
吸収していた私たちは、
急速に広まった
絶縁体の靴底によって、
それができなくなってしまったのです。
そして
私たちが住む住宅も
これまた絶縁体の材料で建てられ、
湿気などをシャットアウトするよう
しっかり造られているので、
完全に大地から引き離された生活を
送るようになってしまいました。

わらじや下駄、
動物の皮の靴底、
もしくは
古い家であれば、
汗や水分を通して、
大地のマイナス電気に
つながっていたのですが、
靴や住宅が進歩(?)
したことによって、
電気的に大地とつながらなく
なってしまったのです。
それらのことは
1950年頃から
急速に広まっていきました。
ちなみに、
『アーシング』
(クリントンオーバー著 ヒカルランド刊)
という本には、
1950年から最近までの
アメリカでの合成靴底の売上と
糖尿病患者数の推移を重ねた
グラフが載っています。
それを見ると、
2つのグラフのカーブは
ほぼぴったりと重なっています。
(一度本を手に取ってみてくださいね)
この1950年から最近までの期間は、
靴底以外にも
家電や住宅建材によって
電気的環境がどんどん
変化していった時代でもあります。
これを単なる偶然と思うかどうかは、
あなたにおまかせしましょう。
いつだったか、おぼえてますか?
もうおわかりですね。
私たちのカラダの電気を
整える源は地球そのもの。
そして
足の裏は大地からの電気を
取り込む「コンセント」
だったというわけです。
もはや今は、
「最後にハダシで
地面に立ったのはいつでしたか?」
と、聞かれて
答えられる人はほとんどいません。
それほど私たちが
大地に直接触れる機会は
少なくなっています。
現代のような靴底や住宅で
暮らしている私たちは、
マイナス電気は補給できないわ、
電気製品の悪い電気はたまるわ、で、
カラダの中の電気が
どれだけ乱れているか、
想像に難くありませんね。
では次回は、
そんな
「電気的不健康状態」から
わたしたちを救ってくれる健康法、
「アーシング」の
具体的な内容ついて
ご紹介していきますね。
