細胞は『お菓子の家』

投稿日:

 

 

 

私たちのカラダは
約60兆個の細胞からできています。

 

 

 

それだけの細胞を
作るには材料が必要ですが、

 

 

 

私たちはその材料を
どこから仕入れているのでしょうか?

 

 

 

もちろん
「食べもの」からに決まってる?

 

 

 

たしかに
食べものをたべて、
カラダの材料となるタンパク質や
もろもろの栄養素を取り込んでいます。

 

 

 

でもじつは、

口から食べるよりも
はるかに多い量の材料を、
別の所から調達しているんです。

 

 

 

どこからかというと、

 

それは

「自分自身」です。

 

 

 

 

いつもながら、

ワタシのブログは
ワケがわかりませんね。

 

 

 

でもそれは
本当のことです。

 

 

 

カラダの細胞
いつも生まれ変わっています。

 

 

 

 

具体的には

皮膚は1ヶ月、
筋肉は1ヶ月から半年、
血液は4ヶ月、

一番おそい骨でも4年あれば
すべて入れ替わるのですが、

 

 

 

あたらしい細胞になる材料のうち、

3分の2くらいは、
「体内のリサイクル」によって
作られていることが
明らかになっています。

 

 

 

どんなものが
リサイクルされるかというと、

変異したり、使いものにならなくなった
小器官(ミトコンドリアなど)や
外から侵入してきた細菌など。

 

 

 

そして、それだけでなく

健康な細胞も
一定量がリサイクルに回されているんです。

 

 

 

そのリサイクルを担当する
代表選手は、

 

細胞内の
「オートファゴソーム」
という膜です。

(コムズカしい名前は無視してOK)

 

 

 

この膜が対象を取り囲み、
使いやすいバラバラ状態に
ジワジワと分解して
しまうのです。

 

 

 

このリサイクルシステムが
働くことで、

カラダはつねに
新陳代謝できている、

というわけですね。

 

 

 

  意外と「シュール」な名前…

 

 

 

この不思議な
細胞のリサイクルのしくみは

「オートファジー」という

名前で呼ばれています。

 

 

 

 

 

「オートファジー」とは

 

ギリシャ語で「自分を食べる」

という意味。

 

 

 

なんと、おどろおどろしい!

 

 

 

 

 

『オートなファジー』だから、

「自動的ないいかげん」とか、
もっとホンワカした言葉だと
思っていました!

 

 

 

数年前に
「オートファジー」の研究で
日本人研究者がノーベル生理学賞を
もらったので、

「言葉だけは聞いたことあるな」
という人は多いかもしれまんね。

 

 

 

  それは「口」より食いしん坊

 

 

 

では、

わたしたちが
オートファジーによって、
毎日どれくらい
「自分」を食べているかというと、

 

 

 

たとえば、

体重60キロの人が必要なタンパク質は
1日約200グラムです。

 

 

 

でも、

じっさい食事で摂れるのは
半分にも満たない70グラムほど。

(厚生労働省の推奨摂取量は女性50グラム、男性65グラム)

 

 

 

残りはほぼ
オートファジーによって
まかなわれているそうです。

 

 

 

ということは、

食事で摂る量の約2倍のタンパク質
オートファジーによって
作られているということなんです!

 

 

 

わたしたちはそんなに
「自分」を食べていたんですね!

 

 

 

それを知った時、

「カラダを作っている材料が食べものにもなる…。
これってグリム童話の『おかしの家』みたいじゃないか!」

 

 

 

 

とカンゲキして叫んでしまったのは
ワタシだけでしょうか?

(たぶんワタシだけでしょう)

 

 

 

このオートファジー
食べものが足りない時ほど
活発になります。

 

 

 

よく
「空腹は健康に良い」
といわれているのも、

このオートファジーが
盛んになることで身体の巡りが
よくなる、という側面もあります。

 

 

 

また、人生のなかで、
オートファジー
もっとも活発になるのは、
生まれた直後といわれています。

 

 

 

それまでお母さんから
栄養をもらっていた赤ちゃんが、

ヘソの緒が切り離されて、
自分で口から栄養を摂らなければ
いけない環境に放り出されることで、

オートファジーのスイッチが
思いっきり入って、
カラダを保とうとするんですね。

 

 

 

しくみや言葉は知らなくても、

生まれた瞬間から
だれもがお世話になっているのが
オートファジーなんです。

 

 

 

   ​オートファジーを活発にする方法

 

 

 

オートファジーのはたらきが、
アンチエイジング健康寿命
カギを握るといってよいでしょう。

 

 

 

このオートファジーを高める方法
として挙げられるのは、

 

✅適度な空腹の時間をもつ
(食事の時間を16時間空けるなど)

✅強めの運動によってエネルギー消費を増やす

✅発酵食品・大豆製品・鮭やイクラなどの赤い天然色素の成分・緑茶やワインに含まれるポリフェノールを摂る

 

などがあります。

 

 

 

ただ、

個人によって
体質やライフスタイルは様々なので、
取り入れるには限界があります。

(オヤツの習慣がやめられない人には
16時間の空腹なんて、キツいです💦)

 

 

 

しかし、

「オートファジーを活発にして
もっと健康に若々しくなりたい」

と思うならば、

今までの生活習慣を見直して
変えていく努力も必要になってきます。

 

 

 

 

 

オートなファジー🟰自動的ないいかげん

のままじゃダメだよ、ということですね。

 

 

 

そして
もう一つの方法として、

全身の細胞のはたらきを
スムーズにしてくれるCS60も、

オートファジーを高める
とても有効な手段ではないかと、
個人的には考えています。

 

 

 

もしあなたも共感して
いただけるならば、

施術を通して
オートファジーのチカラ
意識を向けながら、

カラダの細胞の声を聴いてみませんか?

 

 

 

あなたとお会いできることを楽しみにしています。

…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…

JR・都営新宿線本八幡駅・京成八幡駅から数分

    《マインドセラピーわきやま》

CS60施術+心理セラピーで、あなたの心とカラダの悩みを解消します。

※心理セラピーはズームでも行えます。

登録・購読無料の
『生きづらさ解消のツボがわかる5通のメール』
こちらからカンタン登録できます。

 

★ツイッターでつぶやいてます。
https://twitter.com/wakiyamaakira

 

電話でのお問い合わせ(10時~21時)
050-3743-7100

-CS60, 心とカラダの健康

Copyright© マインドセラピーわきやま , 2025 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.

PAGE TOP