「魔法のコトバ」の見つけかた

 

あなたは
言葉の力って信じますか？

 

 

 

「こんな風になれたらいいなあ」

という願いを、

すでに叶ったつもりで
口に出したり心の中で唱え続ければ、

やがてそれが本当になる…。

 

 

 

そうやって
くり返し宣言することを
「アファメーション」といいます。

 

 

 

古くはナポレオン・ヒルの
「思考は現実化する」とか、
「引き寄せの法則」とか、

 

 

 

言葉の力で夢を叶えるメソッドは
昔からありますよね。

 

 

 

セラピーセッションに
来られる方の中にも

アファメーションを
やったことがある人が
沢山います。

 

 

 

ところが
聞いてみると、

効果があったと言う人は
あまりいないのです。

 

 

 

それより、
途中でザセツして自信をなくしたり、

「あんなのただの気休め」と
否定的な人が多い気がします。

 

 

 

だとするならば
言葉の力で願望を引き寄せる
というのは、
ただの迷信なんでしょうか？

 

 

 

いえ、そうではないと思います。

 

 

 

なぜなら私は昔、
言葉の力を使って
苦しい時を乗り切った経験が
あるからです。

 

アファメーションというよりも、
「言葉のおまもり」みたいな
感覚でしたが…。

 

 

 

私のことはさておいて、

 

最近では
量子力学で思い込みが現実になる
しくみを解明しようとする学者も
いるほど、

大マジメに研究されている
テーマでもあるのです。

 

 

 

ただ、
そんな最先端の研究に
頼らなくても、

 

 

ある２つのシンプルなコツ

がわかれば、

もっと効果は出るんじゃないか、
と私は思っています。

 

 

 

そして、それは
アファメーションで願いを
叶えたい人だけでなく、

 

 

アファメーションなんて
ぜんぜん関心がないけれど、

自分を信じ切れない、

ものごとを前向きに考えられない、

そんな人にもすごく役に立ちます。

 

 

 

これを意識して過ごせば、
いつのまにか
希望と勇気を与えてくれる
「自分だけの魔法のコトバ」を
見つけることができるからです。

 

 

 

ただ、かなり地味なコツなので、
巷の本やサイトでは
あまり紹介されていません。

（大切なことというのは
得てしてそんなもの）

 

 

 

だから、このブログで
この2つのコツをご紹介しますね。

 

 

 

 

まずはじめに
知っておくべきは、

 

 

”心には２つのフィルターがある”
ということです。

 

 

 

それは
「意識のフィルター」と

「無意識のフィルター」です。

 

 

 

このフィルターを通過しないと
私たちの心は言葉やイメージを
受け入れてくれません。

 

 

 

まず、
「意識のフィルター」は
ウソに敏感です。

 

 

 

たとえば

借金で首が回らないのに
「私はお金持ちだ」と言い聞かせても
受け入れられないのです。

なぜなら、それは「ウソ」だから。

 

 

このフィルターに引っかかると
どんなアファメーションでも
門前払いをくってしまいます。

 

 

 

だから大切なのは、
ウソをつかないことです。

 

 

 

そのためにはどうするか？

 

 

 

それは
「現在進行形」を使うのです。

 

 

 

「すでに○○だ」でなく、
「○○になりつつある」であれば、

まだなれていないけれど、
なろうと努力中なのは
ウソではないので、
「意識」は納得しやすいのです。

 

 

 

そして絵に書いた
モチみたいな理想でなく、

「今、ここ」にフォーカス
できるようになります。

 

 

 

これが一つ目のコツです。

 

 

 

そして、もう一つの
「無意識のフィルター」を
くぐり抜けるのにも
また別のコツが要ります。

 

 

 

ちょっと話がそれますが、

願いが叶った時って
どんな感じになりますか？

 

 

 

胸がワクワクしたり、

身体がジーンとアツくなったり、

飛び上がりたくなりますよね。

 

 

 

そう、

2つめのコツはこれです。

 

 

 

身体で感じる。

 

 

 

うれしい感じを身体の中で
再現してみるのです。

 

 

 

心の大部分を占める
無意識の世界は理屈や口先は
おかまいなしなんです。

 

 

 

無意識にとって大事なのは
フィーリング、感性です。

 

 

 

だから身体にひびかない言葉は
無意識からはじき出され、
頭の中で空回りします。

 

 

 

そうすると逆に
「それみろ、
こんなことしてもムダなんだ！」という
思い込みが深まってしまいます。

 

 

 

だから
アファメーションやプラスの言葉は
身体の感覚とセットがおすすめなのです。

 

 

 

ひたすら口を動かすだけよりも、
心に染み込む速度は格段に早いはずです。

 

 

 

 

この2つのコツを
バロメーターとして意識しはじめると、

使う言葉や考え方にも変化が
起きてきます。

 

 

 

なぜかというと
自分に正直になるからです。

 

 

 

そうすると、心の中には
本当に大切なものだけが残ります。

 

 

 

ちなみに
ちょっと照れくさいのですが、

 

 

 

私が昔
唱えていた言葉は、

 

 

「人に喜ばれてどんどん幸せになっている」
でした。

 

 

 

べつにカッコつけていたのでは
ありません。

 

 

 

この言葉を唱えていたのは
ムボウにも心理職未経験で
50代に入ってから
セラピールームを開業した頃でした。

 

 

 

他にも「お金がない」とか
「将来どうなるんだ」という不安を
なんとかしたい願いはあったんですが、

 

 

 

くり返していくうちに
「やっぱりこれなんだあ」という感じで
落ち着きました。

 

 

 

心に響く言葉というのは、

日本語的におかしい？
常識で考えてどう？、とかいうのは
ぜんぜん関係ありません。

 

 

 

心にウソをついていないか、
身体がアツく反応するか、

それが大事です。

 

 

 

この2つのコツで
あなたの本当の願いが
見えてきたら、

自分にぴったりのアファメーションや
「魔法のコトバ」を見つけてみませんか？

 

 

 

きっと心強い味方に
なってくれはずですよ。