未来のことを考える時、
あなたは
どんな想いが湧いてきますか？
「未来はきっとすばらしい！」
「私は100％幸せになれる！」
そんな風に想えたら、
ウキウキしますね。
どうせなら、
よい未来を想像したいものです。
でも、実際は、
「未来はとても不安」
「こんな弱い私は、どうせうまくいかない」
「私の人生、だいたいこんなもんかな」
という感じで、
心配で怯えていたり、
初めからあきらめている人が、
けっこう多い気がします。
あなたはどうでしょうか？
もしそうだとするならば、
なぜ、
未来に対して、このような感情を
持ってしまうと思いますか？
その理由のひとつには、
「未来は
過去と現在の延長線上にある」
と、考えるからだと思います。
未来を、
放物線を描くボールの行方みたいに、
予測するわけですね。
だから、
たとえば、
昔、傷ついて、もうずっと立ち直れない、
今までフラれてばかりだったから、
私はぜったい結婚できない、
と、予測してしまう。
それも、
カリスマ占い師のように確信をもって。
でも、その前に考えてみてほしいんです。
「未来」という字を見てみましょう。
未来は
「未だ来ない」と書きます。
そう、
未来は、
今の延長ではなくて、
「これから来るもの」なんですね。
「未来は来るもの」
この考えを受け入れると、
未来にたいする考えが変わってきませんか？
昔から、
時間は、過去から現在、未来へと流れていく、というのが
あたりまえと思われてきました。
でも物理学の世界では、
そんなことをいうと
笑いものになってしまうそうです。
時間は一方向だけに流れるのではない、
とか、
時間はそもそも存在していない、それは人間の錯覚にすぎない、
とか、
言われているそうです。
また、
量子物理学という分野では、
「人間の意識が物質を作り出している」
ということがもはや定説です。
量子物理学とは、
「量子コンピュータ」とか、
科学の最先端をいく学問。
なんと先端科学が、
「私たちの意識が未来を呼び寄せている」
という結論を出しているんです。
スピリチュアルとか、
精神世界で言われていたことが、
もう科学でも証明されているんですね。
（勉強熱心な方はググってみてください）
ちょっとムズカシイ話になりかけましたが、
ようするに、
私たちの「意識」が何を思うか？
で、やってくる未来は変わる、
ということです。
となると、
もし、あなたが、
つらい過去に囚われて、
そのことをいつも思い出していたら、
その過去が、
未来を引き寄せて
過去を再現してしまうことになります。
おそろしいですね。
でも、
「過去」という字は、
過ぎて去るもの、です。
本当は、
放っておけば、
「過ぎて去っていくもの」です。
それを大事に、
いつまでも手放せないのは、
自分がそう選んでいるだけ
なのかもしれません。
それが苦しみや滞りの原因だと気づかずに、です。
もし手放せば、
過去は川の流れのように
サラサラと過ぎ去ってくれるでしょう。
その後は、美しい余韻だけが残るはずです。
「過ぎて去る」ものを手放し、
「これから来るもの」をワクワクした気持ちで迎える、
その意識で「今」を過ごすことが、
ステキな未来を呼び寄せることになるんですね。
どうか、軽やかな意識で
すばらしい未来を迎えてください！
