タイトルをみて、
宇宙人が人間に紛れて
潜伏してるとかのトンデモ話？
と思われたかもしれません。
ちがうのです。
これはまったくの事実です。
ただし人類全体のことでなく、
あなたのカラダの中の話です。
えっ！！
ワタシの１０％が
エイリアン？
そう。
知っていましたか？
あなたのカラダの中には
異生物が棲みついているんですよ！
そのエイリアンの名は
『ミトコンドリア』
理科の時間に
なんとなく勉強した覚えが
ありますよね。
私たちのすべての細胞の中にいる、
あのちっちゃなソラマメみたいな
ヤツです。
このミトコンドリア。
てっきりカラダの一部だと
思ったら、
それがちがうんです。
くわしく
説明していきましょう。
それは、
まだ地球が
ペンペン草も生えないような、
何もない混沌とした時代でした。
ペンペン草どころか、
まだ植物はまったく
生えていませんでした。
植物がいないので、
光合成で作り出される
酸素もほとんどありません。
むしろ酸素は
当時の生きものにとっては
有害なものでした。
そんな中で
ミトコンドリアと
われわれのご先祖様は
関係なく別々に暮らしていました。
（ご先祖様といってもバクテリアとか
ウィルスみたいな存在です）
ただ
ミトコンドリアは、
他にはない
ひとつの特徴を持っていました。
それは
酸素を食べて生きること。
しばらく時間が経つと、
地球上にだんだん植物が生えてきて、
大気に酸素が増え始めました。
ミトコンドリアも
そのトレンドに乗って
増殖していったのです。
目撃者は語る…
当時を知る、
バクテリア菌の
バクさん（仮名）は
こう振り返ります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『あれからもう、20億年くらいに
なるかなぁ…。
『ミコ』のやつらが
やたらにハバを利かしてきてね。
（細菌界隈ではミトコンドリアはそう呼ばれていた？）
そらぁもう、すごい勢いだった。
そこでオレらの間でも、
「なんとかしねえと時代に乗り遅れるゾ」
ってことになっちゃって。
そのうち仲間内から、
「いっそのことミコのやつらと
手を組んで、仲よくやってこうじゃないか」
という連中が出てきたんだ。
そんでもって
ミコのやつらに持ちかけたのさ。
「あんたらの住まいは提供するし、
食べ物も用意する。
その代わりにあの酸素ってやつを
食べて燃やして俺らのエネルギーを
つくっちゃくれねえか？」
ミコのやつらも
「渡りに舟」という感じで、
すんなり交渉成立さ。
そのあとは知っての通りだよ。
やつらはミコが作る
すごいエネルギーを使って、
どんどん図体をデカくしていった、
ていうワケ。
まあ、
ミコを取り込んだやつらを
ずっと見てきて、
「あいつらうまくやったな」
なんて思うことも時々あるけど、
後悔なんかしちゃいないよ。
今でもこうやって、
「単細胞なヤツ」と言われながら
気楽にやってるからさ…』
と、バクさん（仮名）は
なつかしそうに目を細めながら、
遠くを見つめました。
（細菌にも目はあるの？）
バクテリア菌のバクさんが
語ってくれたように、
そんな経緯で
私たちのカラダに
ミトコンドリアが入ってきました。
ただ、
ミコさんたちはその後も
自分たちのアイデンティティを
失いませんでした。
その証拠に
ミトコンドリアのDNA（命の設計図）は、
自分たちが単体で生きていた
時代のものを、
今でも頑なに持ち続けています。
まさに誇り高い一族。
あくまで「客人」としての立場を
わきまえている、というわけです。
そんなこんなで、
ウィンウィンの関係を
20億年続けた結果、
今では
ミコさん一族も大繁栄して、
ヒトの１つの細胞の中に
数百から数万の
「ミトコンドリア」が
いるまでなりました。
ヒト1人の細胞は数十兆個あると
いわれているので、
かけ算すると、
数百〜数万✖️数十兆🟰❓❓❓
とーんでもない数になります。
そして
数だけでなく、
ミトコンドリアの重さの総量は、
60キロの人なら約6キロくらいで、
私たちの
体重の10％を
占めるんだそう！
やっと10％のエイリアンの
意味がわかってもらえましたか？
私たちの生きるエネルギーは、
ミトコンドリアさんの
頼もしいチカラに依る所が
とても大きい、ということです。
だから
「エネルギッシュに毎日を過ごそう！」と思ったら、
まず、
ミトコンドリアさんが
よろこぶような生活習慣を
心がけることが第一優先です。
たとえば
・朝日を浴びて代謝のリズムを調える。
・すこし強めの有酸素運動を行う。
・深呼吸をして酸素をたくさん取り込む。
・空腹の時間を長くする。
などの習慣が、
ミトコンドリアの活発化には
一番よいといわれています。
でも
もっとダイレクトに、
ミトコンドリアさんを
活き活きさせる方法
もあるんですよ。
と言ったら、
もう分かる人は
お分かりですね！
「心とカラダの専属トレーナー」に
尋ねてくれたら、
よろこんで
その方法をお教えしますね♪
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