《この記事の内容》
・”これがカウンセリング?”と感じる時があるかもしれません。
これがカウンセリング?と感じるかもしれません。
当ルームのセッションは、それぐらい自由な雰囲気だと思ってください。
心理カウンセリングだからといって、キンチョウして、硬くなる必要はありません。
リラックスして、のびのびした方が、よい効果があらわれます。
癒しは、安心して「話し、聴く」ことで得られます。なにも特殊なことではありません。
アメリカでは、風邪をひいたら病院、と同じ感覚で、多くの人が行きつけの心理カウンセラーをもっています。
日本人は、悩みは我慢して乗り越える、それが美徳、と思いがちです。
少し前までは、それで大丈夫だったかもしれません。
世の中にもうすこし、余裕があったからです。
しかし、今はいわゆる情報化社会で、プライバシーの保護、防犯のため、SNSのトラブル予防など、みずから壁を作らないと、自分を守れない時代です。
他人とかかわらない、挨拶もしないのが礼儀、となりつつあるほどです。
情報は手に余るほど溢れている一方、他人と交わる機会が極端に少ないのです。
だれかとすこし気持ちを通わすだけで心は和らぐものですが、それさえも気軽にできない今。
悩みに気づいても、発散できずに抱えていると、その悩みは大きく育ってしまいます。
だからこそ、ため込んでいる想いを吐き出せる場が必要なのです。
専門家に心のリカバリーを頼むのは、けっして特別なことではありません。
むしろ自分らしく生きていくために、とても有効な手段といえます。
心の疲れをケアしたり、自分に磨きをかけてステップアップしたり、と積極的に活用していただきたいのです。
変化がわかる!あたらしい自分に会える!
ワタシは、ヘンな趣味を職業にしました。
私のヘン(?)な趣味は、人が変わっていく様を見て、ワクワクすることです。
その理由は、私のプロフィールに関係しています。
セラピストの多くは、自分が悩みから救われた経験がもとになって、心理職を選んだ、と言います。
私は、その点で少しちがっています。
セラピストを志すまで、生きづらさをだれにも伝えられませんでした。
悶々と生きていくしかありませんでした。
心が折れて動けなくなることはなかったのですが、自分をだまして何とかやってきた分、そのコンプレックスは積もりにつもりました。
会社員、バンドマン、フリーター、営業管理職、お寺の職員、海外放浪、まるで多重人格者のように、さまざまなことを経験しました。
結局、どれも途中でリタイヤし、ゼロからやりなおしの連続でした。
ただ、こらえ性がないだけだ、と思われるかもしれません。
これは、見た目ではわからない慢性疾患を何十年も我慢する辛さに似ているかもしれません。人には説明できない悔しさがあるのです。
なぜ、自分らしく生きる道が見つからないのか?、そのワケを探求する気持ちは深まっていくばかりでした。
そんな思いで心理療法を学んだため、その謎が解けた喜びはとても大きかったのです。
その反動なのかもしれません。
人と自分の区別なく、こころの変容に出会った時、ワクワク感が波のように押し寄せます。
その気持ちを味わうことが、もはや、とっておきの趣味になっています。
お会いした方の心の中に、キラッと光が輝くものが見つかった瞬間は、本当に感動します。
この仕事をさせていただいて、つくづく感じるのは、一人ひとりが一人残らず、他に替えのない存在ということです。
だから、どんなにたくさんの方にお会いしても、けっして飽きることはありません。
このような気持ちで日々皆さんとお会いしています。
変化がわかる!あたらしい自分に会える!
『心の専属トレーナー』のワケ
一般的に心理セッションは、おおまかに2つに分けられます。
一つは、
悩みを解放するための、
いわゆる『心理カウンセリング』。
もう一つは、
能力をより発揮するためのもの。
『コーチング』などと呼ばれます。
心を扱う手法は様々ですが、大抵どちらかに比重を置きます。
たとえば、臨床心理士と、スポーツ選手のメンタルコーチの差も、その違いです。
しかし実際、
悩みを解決するカウンセリングで、その方の中に輝く可能性を発見することが、たびたびあります。
あるいはモチベーションアップのコーチングで、隠れていたトラウマが浮かび上がることもあります。
ここまではカウンセリング、そこからはコーチング、と、同一線上で区別するのは難しいことです。
お互いの領域が思わぬところで絡み合い、多次元的につながっています。
人間の心の不思議な部分でもあります。
両者の違いは、セッションを提供する側がどちらの看板を掲げているか、ということだけかもしれません。
心理カウンセリングとコーチングの視点を同時に持てば、個性や人格をより多角的にとらえることができます。
そして思わぬ可能性を発見できます。
そこで「心の専属トレーナー」というコンセプトを考えました。
「悩み」は、ある意味、きっかけです。
その悩みにひそむ原因が解消すれば、一旦、援助者の力を借りる必要はなくなります。
ただ、だれでも生きている以上は、新たな状況で行き詰ったり、生き方を考えなおさざるを得ない局面が、必ずやってきます。
ご本人の心の成長にとっては意味のあることです。それによって鍛えられ、器を広げることができるからです。
そんな時、
あなたの考え方、こだわり、弱み(と思っている所)、願望、得意なこと、細部まで把握している「心の専属トレーナー」の存在が、とても心強い味方になります。
セラピストに依存するのは避けるべきです。
しかし、セラピストを、ここぞという時にうまく活用するのは、とても賢い方法です。
悩みの解決だけでなく、心のメンテナンス、迷った時の相談相手、モチベーションを上げるためのトレーナー、など、
お役に立てる機会は無限にあります。
心の世界をセラピストと共有する時間は、特別なものです。
その都度、当ルームは、駆け込み寺、告白部屋、心のトレーニングジム、企画戦略室などに変化します。
あなたの大事な場面で、いつでも力になれる存在であることを願っています。