- いつも干渉されすぎて苦しかった
- 過保護に育てられたおかげで自立ができない
- 親の期待が重すぎて、進路をあやまった
親の過ぎた干渉で、
アダルトチルドレン(AC)傾向を持つようになる人は、
想像以上に多くいらしゃいます。
親にすれば
「子どものために」
という気持ちでも、
子供にとっては
それが負担に感じたり、
いびつな形で受けとめてしまうことがあります。
そうなると、
親の干渉が
子供の心の中に土足で入りこみ、
自立心の芽をつぶしてしまうことになってしまいます。
でも、
小さな子供は、
親の侵入、干渉を受け入れざるを得ません。
子供は、
親に依存しなければ生きていけないからです。
過干渉による
アダルトチルドレン傾向をもつ人の多くは、
「親の理想や期待に押しつぶされてしまった」
という思いを持っています。
その思いから
親を恨む傾向があります。
ただ、
恨む一方で、
親が自分に寄せる愛情も知っています。
そうやって
「恨みと感謝」が交錯して、
いつまでも気持ちが堂々めぐりをします。
ほんとうは感謝しなければならないのに、
親を責めてしまう自分を責める、、。
そんな悪循環にはまりやすいのです。
この悪循環は、
放っておいては変わりません。
この悪循環から抜け出すためには
ある「気づき」が必要です。
どんなことに気づけばいいのでしょう?
それは、
わたしも親に、同じことを求めていた、ということです。
「同じこと」とは?
それは「理想」です。
あなたは、
「親とはこうあるべきだ」と、
現実とのギャップに悩んできたのではないでしょうか。
そして、
心の中だけかもしれませんが、
「理想的な親になって」と、
ずっと求め続けてきたのではないでしょうか?
そういう意味では、
あなたの親と同じ、
と言えないでしょうか。
同じように
理想を求めあっているのですから、
お互いの想いが
平行線をたどり続けるのは、
当然といえば当然ですね。
ただ、もうすでに時は経ち、あなた大人になっています。
もう、過干渉による束縛の支配から抜け出して、
あなたなりの価値観で生きていけるはずです。
まずは、
親を、一人の人間として見てみませんか?
すぐにはむずかしいかもしれませんが、
何か手がかりがあると、いいかもしれません。
たとえば、あなたが小さい頃に、
親と写っている写真。
そこに写っている親の姿は、
今のあなたと同じ世代か、
もしかすると、
親のほうが若いかもしれません。
その写真に写っている、
当時の親を、想像してみてください。
そうすると、
子育ての苦労、
親自身が育ってきた背景、
家系から引き継いできたもの、、など。
いままで
気づかなかった親のことが、
いろいろ見えてくるかもしれません。
そうやって、
親を一人の人間として見直してみることが、
親子関係のしがらみから解放される
手がかりになることも多いのです。
理屈ではわかっているけど、
一人でやるのはむずかしい、
アダルトチルドレンから卒業する糸口を掴みたい、
という方は、『心の専属トレーナ―』にご相談ください。