アダルトチルドレンは、
心の中に「傷ついた子供」を抱えています。
アダルチルドレンをよく知らない人は、
「=精神的に子供っぽい人」と考えがちですが、それは的を得ていません。
どちらかというと、
アダルトチルドレンの人たちは心の中の「傷ついた子供」を隠そうとしがちです。
そして「いいオトナ」を演じようとします。
しかし、それでは「傷ついた子供」は置き去りにされたままです。
その置き去りにされた子は、どうしたら満たされるのでしょうか?
その子はそこに閉じ込められた時から成長が止まっています。
「傷ついた子供」はどうやったら成長できるでしょうか?
人が成長するためには、何かを乗り越える経験が必要だといわれます。
たとえば、挫折だったり、失恋だったり、失敗だったり。
あなたも何かを乗り越えて、成長できたと感じた経験はないでしょうか?
それと同じように、
アダルトチルドレンも「オトナにならなければ」「弱みを見せてはいけない」と
心の闇を必死に乗り越えようとします。
でも、じつはそれは心の中の傷ついた子にとって、とてもつらい仕打ちなのです。
心の中の傷ついた子に「泣いてばかりいないで乗り越えなさい」と強要しても、逆効果です。
まず、はじめにすべきことは、
心の中の傷ついた子の存在を認めてあげることです。
そして、次に、
やさしくいたわってあげることです。
これは、他の人には頼めません。
もし、あなたがアダルトチルドレンだとしたら、
まず、あなた自身が、心の中に傷ついた子がいることを認めて、やさしくいたわる気持ちを持ってほしいのです。
そうすれば、心の中で分離していた部分が一つになりはじめます。
そして少しずつですが、成長の歩みを始められるかもしれません。
今まで「おまえはワタシの一部じゃない」と
傷ついた子を突き放していた、と気づくだけでも、
それは、心の改善への大きなステップになります。
すべてはそこから始まります。
そして次には、
あなたが決心することです。
「心の中の傷ついた子を成長させて、アダルトチルドレンを卒業する」と。
ただ、独力ではほぼ不可能といっていいでしょう。
どうしても、心の仕組みを知る専門家と取り組む必要があります。
さまざまな経験や価値観、手法を持つ専門家の中から一緒に取り組んでくれる人を探す場合、
なによりも大切なのが、あなたとの相性といえます。
お互いの信頼関係がないと、どんなに有能な専門家でも、役に立たないからです。
相性を見極めるには、あなたの「感性」が活躍します。
相性が合う専門家の文章や発言は、1フレーズでもいきなりあなたの心に飛び込んでくるものです。
その感覚を見逃さなければ、信頼できる人に巡り合えるかもしれませんね。
「わたしもアダルトチルドレンを卒業できるのかな」
と思われた方、このブログを読んで、どこかピンと来られた方は、
「心の専属トレーナー」にご相談ください。