短所を長所にかえるヒケツ

更新日:

 

あなたは
自分の「短所」を誇れますか?

 

 

 

そう聞かれて
「はい」と答える人は
いないでしょう。

 

 

 

でも、もしかしたら

それは
とても勿体ないことかもしれません。

 

 

 

 

以前、こんなことがありました。

 

 

 

私が心理療法の勉強を
していた頃のこと、

 

 

 

いろいろ勉強した中で
ある一人の先生から
とても学べたことがありました。

 

 

 

それは
先生の「しゃべり方」でした。

 

 

 

ゆるやかなテンポと、
スムーズな抑揚のリズム、

 

聴いているだけで
まるで催眠術にでも
かかっているような感じで、

 

すでに知っていることも
その先生の話を聞くと
「ああ、そうなんだ」と
深く納得できる気がしたものです。

 

 

 

そして最近になって、
その先生が時々送ってくる
メールマガジンをひさびさに
読んでみたのです。

 

 

 

そこには
先生の昔の話が書いてありました。

 

 

 

先生は修行時代、
先輩の起業家から、

 

「キミは一生成功できない」

 

と言われたというのです。

 

 

 

その先輩が挙げた理由は
なんと「しゃべり方」でした。

 

 

表情が硬い、

他人から心配されるほどの不安顔、

滑舌が悪くて聞いてられない、

早口で何を言っているかわからない、

 

 

私がその先生から受けた印象とは
まるで正反対のことばかりです。

 

 

 

先生は
ショックを受けながらも、

鏡を見ながらしゃべったり、
声を録音しては聞き直したり、
時間をかけて
少しずつ改善していったそうです。

 

 

 

その時をふりかえって、
「あまりにもダメな自分を見かねた
愛ある忠告だったんだろう」と
書いていました。

 

 

 

人を惹きつけるような長所も、
もともとは
コンプレックスの元だったんですね。

 

 

 

このメルマガを読んだ時、

私は2人の有名人の話を
思い出しました。

 

 

 

1人は
トム・クルーズ。

 

 

 

だれもが認めるハリウッドの
トップスターです。

 

 

 

じつは
彼は生まれつきの
「失読症」だったそうです。

 

 

 

知能は普通でも
文字を読んで理解することができない、
覚えられないという症状から、

何ごとにも自信をなくし、
父の転職で引越しを
繰り返したこともあって、

子どもの頃は
つねに同級生からのいじめと
孤独感にさいなまれ続けていました。

 

 

 

才能を見抜かれて
その道に進んだトムでしたが、

 

俳優にとって
「失読症」は大きなハンデです。

 

 

 

「トップガン」第1作の時も
戦闘機の操縦の理論がどうしても
頭に入らず、何度もくじけそうに
なったと語っています。

 

 

 

そのため
人の何倍もの時間をかけて
台本の文字をイメージや図に
置き換えて覚え込み、

頭にその役柄を叩きこむやり方を
続けてきたんだそうです。

 

 

 

そんなエピソードがあったなんて
スクリーンのトム・クルーズの
姿からは想像できませんよね。

 

 

 

 

もう一人は、
ハリソンフォードです。

 

 

 

「スターウォーズ」

「インディジョーンズ」などなど、

 

 

 

ヒット作も数えきれないほどの
押しも押されぬ大俳優です。

 

 

 

そんなハリソンフォードは、
子どもの頃から
とてもシャイな性格でした。

 

 

 

クラスメートからは
いつもからかわれたり、ドつかれたり、

高校までずっといじめられたのですが、
気の優しい彼は反発することなく、
じっと耐えていたそうです。

(あのハリソンフォードがですよ!)

 

 

 

そして大学に入った
初めの一年間は
うつ病になり、

ほとんど授業を受けることも
できませんでした。

 

 

 

そんな時、
軽く受けた演劇の授業で
「演技しているとうつ病の自分を
人に見せなくていい」ことを
発見したそうです。

 

 

 

ただ、
そんな動機で始めた俳優業なので、
カンタンにはうまく行くはずも
ありませんでした。

 

 

 

大工の仕事をして食いつなぐなど、
長い長い売れない時代を経験した後、

下積みを経て
私たちが知っている勇敢でカッコいい
ハリソンフォードが
登場することになるのです。

 

 

 

 

他の人が簡単にできることでも、

短所と向き合いながら
努力と工夫を積み重ねることで
「重み」や「深み」が出る、

そんなところが
この2人が多くの人に愛される
理由なんでしょうね。

 

 

調べてみると、
彼らのような強いコンプレックスや
逆境の中で生きてきた有名俳優は
他にも沢山いました。

 

 

 

でも、これはけっして
俳優とか、特別な人達だけの話では
ないと思うのです。

 

 

 

私たちはつい

「長所だけが人に受け入れられる、
短所はひたすら隠すしかない」と
思ってしまいがちです。

 

 

 

でも実際は
地道に克服してきた短所にこそ
多くの人が反応してくれます。

 

 

 

なぜなら
「自分には短所なんてない」と
本気で思っている人なんて
いないからです。

 

だからこそ共感が生まれるんです。

 

 

 

短所は「味」にもなるし、
「強み」にも変えることができます。

 

 

 

ただ、
「私には短所がいっぱいあるけれど、
いつまで経っても
ぜんぜん克服できない!」

という人が多いのも事実です。

 

 

 

短所を克服したくてもできない、

そして、
そんな自分をさらに責めてしまう、

 

そんな負のループにハマってしまうのは
なぜなんでしょうか?

 

 

 

それは
心は全体性を重要視するからです。

 

 

 

たとえば、

ある日
ダイエットをしようと思い立っても、

それを阻む誘惑が
次々と頭に思い浮かんでくる、というのも
その一つです。

 

 

ダイエット部門の意識だけが
がんばろうとしても
他が引きずり降ろそうとします。

 

 

 

ある部分でがんばりたいと思っても、
他の部分が「抜けがけ」を
許さないんです。

 

 

 

だから
短所の克服のために大切なのは、

普段から
自分に対するセルフイメージの平均点を
上げておくことです。

 

 

 

「私にはこんな短所も
あんな長所もあるけれど
全部プラマイしたらこのくらいかな?」

という点数がそのまま、

心がワンチームになって
ポジティブな方向へ進んでいけるかの
バロメーターになります。

 

 

 

その
セルフイメージの平均点というのは、

自分自身のあらゆる部分を
どれだけ受け入れているか、
どれだけ好きになれるか、で決まります。

 

 

 

さて
あなたは心をワンチームにまとめて
自分を変える準備はできていますか?

 

 

 

短所を長所に変えていくステップ、

「心の専属トレーナー」がお手伝いしますよ。

 

 

 

 

あなたとお会いできることを楽しみにしています。

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