日本人のスマホの所有率は6割を超えているとか。(2017年 総務省全国調査)
老若男女問わず、10人のうち6人がスマホを操作しているそうです。
指一本で、いろいろな情報がかんたんに手に入る時代になりました。
でも、そんな中で、多くの人が「あたらしいアイディアが欲しい」と求めているのも事実です。
あなたも最近、
「なにかアイディアはない?」、
「おもしろい企画を出して」、
とか、言われたことはありませんか?
脱!『コピペ文化』
アイディアを自分で考えるより、知りたいことがあったらすぐ検索、そして流用する、言わば『コピペ文化』といったらいいでしょうか。
でも、参考程度ならまだしも、スマホ情報をそのまま自分のアイディアとして披露するのは、たいてい無理がありますよね。
もし今、あなたが「アイディアがひらめかない~」と悩んでいるならば、『アイディアをひらめくコツ』をいっしょに探していきましょう。
あの名言には裏があった!
『発明王』と云われたトーマス・エジソン。
彼は、
「天才とは1 %のひらめきと99 %の汗である。」
という名言を残しています。
この言葉、
「大きな仕事を成し遂げるには、努力が大切」
という意味で広まっていますが、
じつは、エジソン本人が言おうとしたことは、違ったらしいのです。
彼は晩年のインタビューで、
「本当は『ひらめきがないとどんなに努力してもムダ』と言ったんだ」と述懐していたとか、、、。
さらに、
「人間の脳にはリトルピープル(宇宙人?)が住み着いていて、幼いころはだれでも、そのリトルピープルからのメッセージをキャッチできる。しかし大人になるとメッセージをキャッチできなくなってしまうんだよ」とも、言っていたそうです。
???リトルピープル???
もし頭の中にいるならば、ぜひ一度ぐらい、お顔を見せてもらいたいものです。
ひらめき、インスピレーション、はたまたリトルピープル?、、、。
エジソンには使いこなせても、私たち凡人には、なかなかコントロールがムズカシそうです。
次に『天才作曲家』とよばれたモーツアルト。
5歳で作曲を始めて、8歳の頃には交響楽を作っていたそうです。
その作曲方法は?
インスピレーションを感じたら、それをすらすらと譜面に書き上げて、はい完成!、といった具合。
その筆跡にはほとんど書き直した跡もなかった、ということです。
やはり、『天才』はどこかが違う、『リトルピープル』はこういう人の頭の中にしかいないのでは?
しかし、今まで天才と呼ばれたことのない私たち(あなたはちがう?)も、なんとかならないものか、、、。
一挙公開!ひらめきの秘法?
そこで、考えつくまま挙げてみました。
・瞑想の境地に入る
お好きな方は、その道を究めるといいでしょう。
でも、そうでない方が、この方法で明日の会議にアイディアを持っていくには、間に合いそうにありません。
・インターネットや本で、超レアな情報を調べまくる
偶然、ぴったりの情報が見つかれば使えるかもしれません。
でも、そもそも自分のアイディアではありませんし、使い方によっては盗用の問題が出てくるかも。
・神社、お寺にひたすらお参りする
いいでしょう。どうぞ、がんばってください。
さすが、あなたは日本人。
でも結果は、カミのみぞ知る、、、。
どうやら、ぱっと思いつくのは、ひたすら待つか、何かにすがるか、ぐらいですね。
でもここであきらめては、これを読んでいる皆さんに申し訳ありません。
もう少し、まじめに考えてみましょう。
『問い』がアイディアを掘り起こす!
考えてみると、
世の中の常識というものは、『解決済み』として認知されています。
でも、人は『解決済みのこと』に、いつまでも興味を持ち続けません。
ならば、『解決していないこと』に、何かあたらしいものが潜んでいないでしょうか?
「あれ?どうして?」という気づき。
これを発想の切り口にしてみてはどうでしょうか。
そう、ひらめきのきっかけ作りは、
『問い』をもつ、ということです。
じゃあ、その『解決していないこと』を見つけるには、どうしたら?
そのために、
『意外な出会い』を探しましょう!
『意外な出会い』には、『おどろき』が生まれます。
なぜ、おどろくのか?というと、そこに『解決していないこと』があるからです。
わかりやすくまとめると、
出会い⇒おどろき⇒❓問い⇒!ひらめき
、ということです。
あらためて見まわしてみると、この世界はわからないことだらけです。
あなた自身が何かに出会ってもいいですし、
未知のもの同志を出会わせてみてもいいでしょう。
いずれにせよ、机にかじりついていては、何も変わりません。体を動かして視点を変えてみましょう。
『解決済み』の世界は安心ですが、ひらめきを得るには絶望的な場所です。
AI化が進んでも、アイディアそのものを生み出すのは人間です。
やってみると「?マーク」はまさにダイヤの原石、ということがわかってきますよ。
もしかすると、物知りの秀才クンに代わって、「問いの達人」のあなたが、注目される日がくるかも!
アイディアに行き詰った時、ひとつの考え方として、ぜひ試してみてください。
おまけ:私のインスピレーション秘話?
最後に、私のひらめきの一端をご紹介しましょう。
ある時、私は、ぜんざいにどら焼きを入れて食べるとどんな味がするか、という『問い』を思いつきました。
そして、さっそく試したら、とっても美味!
この画期的な食べ方を広めようと、積極的に布教?しましたが、大半は「甘ったるい」「しつこすぎる」という反応。
そのおいしさに賛同してくれた人は、10人中1人ぐらいの割合でした。
それでも私は、
「ぜんざいが浸みたどら焼きの新触感」、
「どら焼きとぜんざい、ダブル甘味のゴージャス感」という、あらたな和菓子の魅力を開拓した、という達成感を味わいました。
この達成感は、いつか形を代えて、私の人生に何かをもたらすでしょう、、、。
何のはなしでしたっけ、、、。
すみません、、、。私の『リトルピープル』は、愛想を尽かして、宇宙へ帰ってしまったのでしょうか?
おわり