『あれもしたい、これもしたい、、、』
まるでブルーハーツのなつかしい曲のようですが、、
だれでも「やりたいこと」はいくつもあるはずです。
「そんな、ムリムリ(ヾノ・∀・`)」
と思っていたことが出来たら、うれしいですよね。
でもその前に、
「自分が本当にやりたいことは何だろう?」
と考えたことはありますか?
これが、わかっているようで意外とわかっていないものなのです。
かくゆう私がそうでした。
私はある時、やりたいことを100個書きだしてみたことがあるんです。
できる、できないは関係なく、ただやりたいことを書くだけなので、カンタンだと思っていました。
しかし、これがなかなか苦戦しました。
10個ぐらいはすぐ思いつくんですが、
その先はじれったいほど出てこない、、。
「〇〇を〇〇する」と書くだけでも浮かんできません。
結局、何日もかけてしぼり出しました。
そのうちのいくつかを挙げてみると、
*川のせせらぎを聴きながら眠る
*武家屋敷のような板の間で晩酌をする
*徒歩で日本列島縦断をする
、とか。
もっとしょうもないこともあれば、
もっと大それた夢物語も出てきましたが、まあ、こんな感じでした。
100個に近づいた頃に苦しんで出したものに、やっと隠れていた本心が出てきた感じです。
これをやってみて「自分のしたいことって、意外とわかっていないんだ」とあらためて実感したのです。
そして、
その時に、もう一つ気づいたのは、
「やりたいこと」にも、自分の思考グセが影響している、ということでした。
100個すべて、というわけではないですが、多くの「やりたいこと」にある傾向が表れていたんです。
その傾向とは、
①何かをなし遂げる
②人がおどろくようなことをやる
③過去の記憶をもう一度味わう
の3つでした。
これはそのまま、
①「自分に自信がない、行動で示さないと認めてもらえない」
②「他人に自分の存在をアピールしたい」
③「今よりも昔の方がよかった」
という、
「ああ、普段こういうことを心の隅で考えているなあ」という私の思考グセとリンクしていたのです。
それに気がついたので、せっかく考えた100個のやりたいことのうち、かなりの数を書き直しました。
思考グセから自由になって、
「本当にやりたいこと」を見つけるのは、
じつは簡単ではないんだなあ、感じたわけです。
やりたいことに隠れている思考グセの内容は、人によって千差万別です。
あなたも「やりたいこと」を100個書き出してみると、
「自分が今、何を大切にしているのか」
「優先しているのは自分?それとも他の人?」
「未来志向? それとも過去を引きずっている?」
など、いろいろな傾向に気づくことができるかもしれません。
一度、トライしてみてはいかがでしょうか。
隠れていた本音や本心をあぶりだすことができるかもしれませんよ。
自分の本当にやりたいことを真剣に見つけたい、という方は「心の専属トレーナー」にご相談ください。