世界のふしぎ こころの不思議

脳科学者の「感情の90秒ルール」

投稿日:2019年11月16日 更新日:

前回のお話の続きです。

◎前回のブログ「ある日、脳科学者の脳が、、!」

 

アメリカの脳解剖学者

ジル・ボルト・テイラーさん。

 

突然、脳卒中の発作を起こして

「右脳だけの世界」を体験した彼女は、

脳科学者ならではの多くの発見をしました。

 

彼女が見つけたのは、

右脳マインドの、

幸福感、宇宙との一体感。

 

左脳マインドの、

すぐれた思考力、

そして右脳マインドをさえぎるやっかいなクセ。

 

そして、

左右の脳の長所を活かし合えば、

人生を大きく変えられる、ということでした。

それでは、

どうやって左右の脳の長所を活かすのか?

今回は、

テイラー博士直伝の方法をご紹介しましょう。

 

感情の“90秒ルール”

テイラー博士は本の中で

いろいろな方法を紹介していますが、

その前提となる、ひとつの法則があります。

それは

「感情の90秒ルール」です。

(勝手に私が名づけました)

 

たとえば、「怒り」の感情が起こったとします。

 

「怒り」とは、

脳の真ん中あたりにある「だいのうへんえんけい」

外界の動きに対して誘発する自発的な反応です。

(ひらがなで書いたらよけいにわかりにくいですね。

「大脳辺縁系」です。

別名「ハチュウ類の脳」とも呼ばれます。)

 

その「大脳辺縁系」から、

「怒り」の化学物質が放出されて、

頭に血がのぼったり、

心拍数が上がったり、

という生理的な反応が起こります。

 

そして、その90秒後、

反応を引き起こした化学物質は、

血液中からなくなってしまうそうです。

 

要するに、90秒すぎたら、

もはや怒りを感じさせた原因は無くなっている、

ということです。

 

なので、

「90秒の間は、感情のやりたい放題にさせていい」

とテイラー博士はいいます。

 

むしろ、その方が理にかなっているようです。

(社会のルールの許す範囲で、ですが)

でも、たいていの場合、

「怒り」は90秒どころか、

しばらくは静まりません。

 

なぜか?

 

左脳にあらかじめ用意されている

「ずっと怒り続ける回路」を、

自分自身で選んでいるからなんです。

 

私たちの感情は、

なかば自動操縦、

脳におまかせ状態になっています。

 

ほとんどすべての人が、

湧いてきた感情がしばらく残るのは当たりまえ、

と思っています。

 

しかし、テイラー博士によると、

意識すればだれでも

「大脳辺縁系の中で起きていることに注意を向けるほど、考えたり感じたりすることに口出しができる」

らしいのです。

 

ようするにカッと怒った後、

きびしく罵るか、

相手を思いやるか、

だれでも思うままに選べる、ということです。

 

テイラー博士が

「感情と身体の感覚はつながっている」と言うには、

「感情の90秒ルール」という、

きちんとした根拠があったんですね。

 

この「90秒ルール」を踏まえて、

テイラー博士の左右の脳マインドの

バランスよい活用法を紹介しましょう。

 

脳の手綱を操るあれこれ

まず、

彼女は、左脳マインドの中のやっかいな連中に、

いろんなあだ名をつけています。

たとえば、

「ピーナッツギャラリー」(劇場の最上階の一番後ろの席のこと)。

 

 

90秒過ぎても気持ちが収まらない時、

ピーナッツギャラリーに、

誠意をもって情緒たっぷりに語りかけるそうです。

「あなたの能力は素晴らしいけど、あまり興味がないの」

 

さらに

「人差し指を立てて、チッチッチ」

とやると効果的だとか。

 

それでも収まらない時は、

ピーナッツギャラリーに少しの猶予を与えます。

 

1日2回30分ずつ、好きなだけボヤいていい、

でもその時間が終わったら、一切ボヤキ禁止。

 

大体はこれで大人しくなりますが、

効果が出ない時は、

あらかじめ用意してある3つのリストの内容を考えます。

①魅惑的で、もっと深く考えを巡らせたいこと

②ものすごく楽しいこと

③何かやりたいこと

 

特に、身体や精神が疲れている時は、

ここぞとばかりに

「ピーナッツギャラリー」が出てくるそうです。

 

「内なる平和を保ちたいならば、

ぶれることなく、心の庭を育てなければなりません」

とテイラー博士はいいます。

 

繰り返すことが大事、ということですね。

 

本当のかなめは「発見」にあった

 

「“90秒ルール”は、はじめて聞いたけど、ほかの方法は特にめずらしくないね」

と思われるかもしれません。

 

そうなんです。

形だけならば、

同じようなことを心がけている人はいるはず。

 

こんなありふれた方法でなぜ、

人生が変わる

とテイラー博士は確信しているのでしょうか?

 

それは彼女が、

「右脳は宇宙と一体。

いつも愛と平和に満ちていて、

それを左脳の一部が感じるのを妨げている」

ことを、

自分の脳で、みずから体験したからでしょう。

 

右脳のすごい魅力と

左脳のわるいクセ、

を身をもって発見したことが、

とても説得力があります。

 

とは言っても、

私たちが自ら望んで、

テイラーさんと同じ経験をすることはできませんし、

私たちの左脳には、

固定観念がループされていて、

古い考えをすぐに覆すのは難しいのです。

 

しかし有名な脳科学者が

「右脳は平和と愛につながっている」と言っている、

これは理屈大好きの左脳に陣取っている

手ごわいピーナッツギャラリーの検閲をくぐりぬけるための

パスになります。

 

どうです?

あなたや私のライトくん(右脳)も、

ニルヴァーナ(涅槃)につながっていることを、

心から受け入れられましたか?

 

心が先か?脳が先か?

 

「心は脳の機能に過ぎないのか?」という問いは、

「鶏が先か?たまごが先か?」の議論と同じかもしれません。

 

いくら議論しても、

答えが見つかるかどうかは疑問です。

 

しょせん科学や学問は、「後づけ」です。

 

テイラー博士の言葉は、

一握りの天才しか到達しなかった世界の入り口が、

脳の右半分に存在していた、

という発見の喜びにあふれています。

 

彼女の書いた本「奇跡の脳」は読んでいて、

ぐいぐい惹きつけられる何かを感じました。

 

たんにテーマがおもしろいからではありません。

 

「脳を持っている人すべての人生も大きく変えるにちがいないと、とワクワクする」

とテイラー博士。

文章を通じて、

そんなテイラーさんの「右脳マインド」が伝わってきたのかもしれません。

 

一度、読まれてみては、いかがでしょうか?

 

 

あなたとお会いできることを楽しみにしています。

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