「幸せになる」って、
意外とむずかしいことです。
でも、
「幸せを感じる」ことは
意外とやさしいのです。
意識の持ち方ひとつで、それは叶うからです。
ただ、
日々の生活の中で
幸せを感じるには、
いくつかのコツも要ります。
その中でも大切なポイントは、
「過去とどうつきあうか」
ということです。
過去そのものは
どうあがいても変わらない、
だから「今」にフォーカスしましょう。
私も、
いつも皆さんにそう伝えています。
本当に
その通りではあるのですが、
人間はどうしても、
過去にこだわり続け、
想いを手放せず、
引きずってしまいがちです。
それはだれでも持つ
心の習性みたいなものなので、
ムリもありません。
でも同時に、それが
幸せに生きることの
障壁になるのも確かです。
たしかに
過去そのものは
変えられないのは事実です。
ただ、
過去にかかわる感情は
書き換えることができるのです。
あなたはそれを知っていたでしょうか?
じっさい、
トラウマや心の傷を
形作っているのは、
過去の出来事そのものより、
それに紐づく感情の方なのです。
その感情はけっして
不変のものではありません。
例を挙げてみると、
たとえば、
あなたが昔、
大失恋をしたとします。
そして「もう立ち直れない」と
心の傷を引きずって
2度と恋が出来なくなってしまったら、
「あの失恋のせいで
こんな人生になってしまったんだ」
という想いを持ちつづけるでしょう。
でも、
その失恋を教訓にして、
心を磨いて成長して、
もっと素晴らしいパートナーに出会えたとしたら、
あなたは、
「あの失恋があったから今の幸せがあるんだ。ありがたい。」
と思えるでしょう。
過去に対する感情は
変えられないものでなく、
今と未来の成り行きしだいで、
どうにでも書き換わるものなのです。
過去は変えられないから、
過去の感情も変えられない、
と思うのは誤解です。
過去の感情は、
過去に対する捉え方を見直すこと。
そして、
その新しい捉え方を
心の奥に染み込ませること。
この2つで
変えることができるのです。
それはマジックのように
一瞬で変えられるものではありません。
それを専門家と協力して変えていくのが、
心理セラピーでもあります。
ただ、
今、
過去に引きずられている人にとって、
それはカンタンなことでは
ないかもしれません。
でも、
輝いて生きている人はだれでも、
すべての過去を
心のエネルギー源にしている、
という共通点があります。
過去の経験や想いが、
後になって
心の糧になったり、
その人ならではの魅力に形を変える
可能性は大いにあるのです。
さて、
あなたは、
「今」という
まな板の上に、
「変えられない過去」を
のせますか?
それとも、
「変わっていける未来」を
のせますか?
その、
あなたの選択しだいで、
幸せとの距離を
手元に引き寄せることができるのです。
「過去に囚われている自分を変えたい」
と思っている方は、
一度、
「心の専属トレーナー」と話をしてみませんか?