打ち明けられない、、、
悩みを抱えていても、だれにも相談できない人、、、その理由はさまざまでしょう。
大事に思ってくれる人はいるけど、余計な心配をかけたくない、自分の悩みに巻き込んでしまうのはいや、、。
助けてほしい、でも正論をアドバイスされても、できない気持ちをわかってもらえない、、。
こんな私を軽蔑したり、愛想をつかされてしまうかも、、。
たしかに悩みを打ち明けるのは、一長一短の場合もあります。
打ち明けられた人にとっても、相手の言うことを親身に聞きながら、本当にその人のためになるアドバイスをするのは、実はとても難しいことなのです。
その責任の重さに負担を感じてしまう方もいるでしょう。
《悩める人たちは今、、、》
近年、「心因性○○○症」「○○障害」「○○○○症」「○○病」など、
心の状態が原因の精神疾患を患う方が急増していると云われています。
それだけ現代人はこころの健康を害しやすい環境にあると言えます。
医療機関で長く治療を続けている方も、たくさんの数にのぼっています。
医療機関で治療されている方の気持ちとして、
自分の状態に病名をつけてもらうことで「とりあえず安心したい」という部分もあるかもしれません。
不安に気持がのみ込まれないようにされているのでしょう。
その気持ちはよくわかります。
一方で、こころの不具合を感じていても、「他の人に知られたくない」、「自分が正常でないと認めたくない」という理由で、生きづらさを抱えながら、悩みを隠して日々を暮らしている方もいます。
それらの方々を含めると、こころの問題と向き合っている方は、どれほどの人数になるのでしょうか?
むしろ、何の悩みもなく暮らしている方を探す方が難しいかもしれません。
隣人とも言葉を交わさないのが、当たり前の時代、、、。
昭和あたりの時代を思いだすと、周りに、相談できる人、何も言わなくても「ほっ」とできる人が、多かったように思います。
私たち日本人は、そういう助け合いの気持ちの遺伝子を持っているのでしょう。
むしろ、コミュニケーションを避けようとする現代の風潮は、本来のマインドに合っていないのかもしれません。
悩みをだれかに打ち明ける、話して一時でも心の重荷を下ろす、それは、心の健康のために、とても大切なことです。
まずは、だれかに話してみること、
それが、大きな一歩につながります。
心の中に隠していたことを話したくなったら、
いつでもあなたをお待ちしています。