遍路あめみち心の中  〔 人間的な生活とは 〕

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宿の食堂でテレビを見ていると、ニュースでAI(人工知能)の最新リポートをやっていた。

 

インタビューを受けた専門家が、結びの言葉で「AIは人間が、より人間的に暮らせるように活用していくべき」と言っていた。

人間的に生きる、、、。つい聞き流してしまいがちだが、人間的に生きるとはそもそもどういうことか?

ふと疑問が出てきた。

現代風の感覚で言えば、余暇を十分に楽しんでゆとりのある生活を送る、ぐらいの意味だろうか?

しかし文明が発達して、労働が楽になったしても、今、現代人は本当に健康的な生活をしているだろうか?

 

たとえば食生活はどうか?

「飽食の時代」と言われ続け、必要以上の栄養を身体に蓄えて、それがもとで生活習慣病や肥満など新たな悩みが生まれている。

人工添加物や食品加工の問題を目を背けずに考えてみると、不安や悩みは増してくる。

季節に関係なくいつでも欲しい食材が手に入ったり、手作りでは考えられないような賞味期限の長さなど、ただ単に便利だと喜んでばかりいられないのではないか?

 

運動はどうか?

多くの現代人は、豊富に蓄えた栄養を熱と汗に変換しきるだけ身体を動かしているだろうか?

生活習慣病がこれだけはびこっている中、労働が軽減されただけで、果たして人間的、という言葉が使えるかどうか疑問だ。

 

人間の思考についてはどうだろうか?

肝心な考えどころをすべてAIに任せてしまって、結論だけを鵜呑みにして受け入れる、これでは自分で考える能力を弱めてしまうことにはないだろうか?

 

それでは何が「人間的」と言えるのだろう?

考えるに「人間的」とは、人間の心と体が、のびのびと活動できる状態ではないだろうか。

ただ休むということでなく、自分の持っている能力をいかんなく力を発揮する事で、人間的で幸せを感じる生活ができるのではないかと感じる。

 

お遍路をしていると、日の出とともに起き、夜は早めに寝る。(ブログのおかげで早寝はできていないが)

宿で出される地産地消の食べものをいただき、1日中歩き通して、体を動かす。

明日の計画を自分の体力に考えあわせて考える。

休みなく毎日、これを繰り返す。

 

遍路の生活を送ることによって、健康になる人が多いという。

まだ3週間足らずのお遍路経験で生意気を言うようだが、単に余暇を増やすことだけが「人間的な生活」と言うのは、ちょっと安易ではないか?と思う。

 

何より、科学技術に幸せにしてもらうのでなく、自分の意志と力で、よい人生を作っていく、という気持ちが大切のような気がする。

 

生活が便利になればなるほど、その便利さに依存して、自分の人生の主導権さえも、テクノロジーや社会サービスに頼ってしてしまうのは、よく考えると本当に恐ろしいことなのかもしれない。

(そういえば、この間、スマホが壊れただけで大騒ぎしたのは、どこのだれだったろうか?)

 

 

あなたとお会いできることを楽しみにしています。

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