自分の持っている、ある一つの傾向がわかったような気がする。
もともと、大勢の中の1人として行動するのが苦手なのだ。
周りからしてみたら、そんなことはとっくにわかってる、と言われるだろうし、自分でもわかっていたつもりだ。
しかし、そのことが影響して、普段の行動に大きくブレーキをかけていた、と改めて気づいたのだ。
生きていくからには、ある程度、人と調和しなければならない。
それはだれにとっても、ある意味苦痛であるわけだが、その苦痛を人一倍感じるところがある。
逆にこれではいけないと自省して、周囲との兼ね合いや他人にどう思われるかを、まっさきに考える習慣がついてしまっていた。
その前に、自分の中の価値観、世界観を持つことが大切だったのだ。
国際感覚を身に着けようと思えば、自分たちの国の文化をより深く知ることから始めなければいけない、とよくいわれるが、それと同じことだと思う。
まずは自分の個性を、減点も加点しないで理解すること、その上で人との付き合い方に気を遣う。
そうしないと本末転倒になる。
もっと自分のオリジナルを探求して良いのだ。
もっと興味津々、自分自身を掘り下げた方がいい、と道すがら、考えた。