たまには、地元の紹介でもしようかな、と。
ふと思い立って、
「ワタクシ、生まれも育ちも下総市川」なんだから、と、
今回は「心のあれこれ」は抜きにして、地元市川の穴場(?)スポットを紹介することにしました。
なので、気楽にお読みください。
昨年の暮れ、ルームにいらっしゃったお客様が、ここに来る前にきれいな景色を見てきた、とスマホで写真を見せてくださいました。
のぞき込むと、夕日が沈んで真っ赤に染まった空の下に、まばゆくばかりの光の海のような夜景が。
なんと、それが市川駅のすぐ近くから見えたそうです。
JR市川駅南口の45階のタワーマンションの最上階に展望施設があって、自由に行けるとのこと。
しかも、市川市が運営しているので無料。
私はホント世間知らずなので、市川市民なのですが、知りませんでした。
たぶん市川市在住の方は、たいだい知っているのでしょう。
今はタワーマンションが建っているこの場所、
昔この界隈は、昭和の匂いがプンプン漂う、ふっるーいアーケードの商店街がありました。
私も若かりしバンドマン時代、駅の反対側に住んでいて、よくこの商店街のお肉屋さんでお総菜を買ったのを思い出します。
ちょっと入りずらそうなジャズ喫茶があったり、なかなかディープな雰囲気のある場所でした。
それが今は、昔の面影は消えて、いかにも、きれい、快適、便利な駅前エリアに変身しています。
「フッ、市川も変わったな、、」とニヒルに昔を懐かしむだけで、あまり新しい街並みには興味がなく、このツインのタワーマンションも「あ、市川駅はあっちか」と目印ぐらいにしか認識していませんでした。
お客様の写真に刺激を受けて、いつか行ってみよう、と思っているうちに年が明けてしまい、昨日やっと足を運んでみました。
駅前に大パノラマが広がっていた!
市川駅の北口はいつも利用しますが、南口は、何年も歩いていません。
新しくなった南口には初めて行くんではないか、と思います。
改札から出るとすぐ、どでかいマンションがニョキニョキと2つ。
こちらが、展望施設のある西側の棟。
どれくらい駅近かというと、これぐらい。すぐそこです。
エレベータは3階から最上階45階までノンストップ。
スケルトンのエレベータでした。
おお、なじみの市川の町並みがおもちゃのようにみえる。これは新鮮。
ワタシが幼少のみぎり、市川市内にあった京成デパートの4階食堂からの景色を見て「たかーい、たかーい」とはしゃいでいた頃から、およそ50年。
4階が高層建築に思えた時代から、今や、45階。
時の流れを感じるものです。
そんなことを想いながら、最上階に到着。
展望ルームを探すと、そこにはけっこう広いラウンジがあり、大きな高い窓の外に景色が広がっていました。
なんと、これはすごい!
東京が、端から端まで目の前に広がっている!
そして、その向こうには、おとといの雪で白く化粧した山々と、富士山がくっきり!
東京タワーは小学校の遠足で一回登ったきりで、高い所など興味がなかった私ですが、
地元の市川でこんな風景が見れることに感激しました。
市川からみると、東京スカイツリーと新宿が重なって見えます。
港区あたり、六本木あたり、ベイエリア、池袋、少し横には横浜、埼玉の大宮、川口、と首都圏の都市部をすべて視界に納められます。
高速道路が縦横無尽に走っているのも、よくわかります。
東京だけでなく、他の方角も臨めました。
こちらは東京湾とその先の房総半島。
ぐるっと回って、たぶん筑波山の方。
こっちは江戸川の上流、松戸、流山方面。その先は群馬とか、栃木の山々。
まさにほぼ全方位パノラマです。
立っていた警備員さんに、すごいですね、と話しかけると、
なんと、この上の屋上にも行ける、と教えてくれました。
ええっつ!屋上に行けるの?
期待して階段を登ります。
おお、抜けるような青空が!
屋上で見ると、下のラウンジよりも、ぐっと景色が迫ってくる感じ。
あの、いつも歩いている河原と、東京の全景と、富士山がひとつの写真に収まるとは、、。
こちらはとなりの本八幡方面。
いつも見上げながら横を通っている、本八幡のタワーマンション群も小さく見えます。
こんな平べったい所に住んでるんだ、とあらためて感じます。
平日の昼間なので、あまり人は多くありません。というか、ほとんどいませんでした。
おお、総武線の電車が頭から尻尾まで全部見える。
ところで、わがセラピールームは見える?
探しましたが、残念ながら、マンションの陰に隠れていました。
ルームからもこのタワーマンションが見えないので、隠れていて当然ですが、、。
(黄色い矢印の先にあるはずです)
いやあ、すごい景色でした。
最近ずっとルームに籠りきりなので、この開放感は感動的でした。
というわけで、しばしの大パノラマ鑑賞の後、ルームに戻りました。
やはり、夜景もみたい!
戻った後、昨年見せていただいた夜景の写真が、ものすごく綺麗だったのを思い出しました。
「やはり、昼間だけでは片手落ちだ、夜景を制するものは大パノラマを制する!」
と、皆さんにすばらしい夜景をお伝えする使命感が芽生え、翌日、日没の時間に合わせて、再度、行ってみました。
行ってみると、
展望ロビーは、外の景色が見やすいように暗めに照明を落としています。
そして、窓の外を見てみると、
ただ、ただ、美しい、、。
だんだん空も暗くなってきました。
日中と比べて、この時間は夜景を見に来る人が増えている様子。
しかし、シーンと静まり返って、ほとんどだれも口を利かず、夜景に見とれています。
また、本格的なカメラやをのぞき込んで写真や動画を撮っている人が何人もいました。
これは星ではありません。
羽田空港から飛び立った飛行機が、光の点になって飛んでいます。
富士山がうっすらとしたシルエットになる頃には、上空に星が輝き始めました。
スマホの手持ちで、これだけきれいに写るんですから、実際来て見てみると、どれだけきれいか、想像してみてください。
屋上は午後9時まで、展望ロビーは午後10時まで入れます。
ルームにお越しの際は、ちょっと立ち寄ってみては、いかがでしょうか?
マインドセラピーセッションで心の中を深く掘り下げた後は、この景色を眺めておもいきり気持ちを解放したら、すばらしいかもしれませんね。
(最後に宣伝を少々、、、。)
おわり