いつも積極的で自信あふれている人は、
うらやましいですね。
時々そういう人に「だいじょうぶなの?」と聞くと、
「理由はないけど、たぶん大丈夫じゃない?」
「まあ、うまくいくんじゃないかな」
そんな答えが返ってきます。
いつも不安が大きい人(ワタシもそっち派です)にとって、
そんな楽天的な考えってアリでしょうか?
「はっきり裏付けがあって納得しないと、自信なんて持てない。
だから根拠のない自信なんて、あり得ません」
と言われるのではないでしょうか。
でも、聞くところによると、
成功している経営者や個人事業者は、
未経験のことにチャレンジをする時に、
「やったことないけど、たぶんイケると思います。」
「まあ時間はかかっても、いつかは成功するでしょう。」
という人が多いそうです。
どうやら、積極的に行動できる人たちにとって、
「自信」に明確な根拠はいらないようです。
ではどうしたら「根拠のない自信」を持てるでしょうか。
それは「普段の考えグセ」が大きく関係します。
ポジティブ思考な人が、ちょっとした毎日のルーティンを一所懸命やっている姿や、小さなことで大喜びをしているのをみたことはありませんか?
じつはこの行動が、「なんとなく前向き感」をつくり出します。
植物が、いつも陽が当たる方角に向かって枝葉を伸ばしていくように、
小さな成功、ちょっとした感動が繰り返されると、潜在意識というのは「ああ、自分は成功するんだ。ハッピーなんだ」と思い込んでいくんです。
やっていることの重要度に関係なく「だまされる」のが、潜在意識のおもしろい所です。
そう、根拠のない自信の正体は、
「潜在意識の思いこみ」なのです。
そう聞くと、
「いつも心配症で不安なワタシは、自分で自信を取り去っているようなもの?」
と思われるかもしれません。
まあ、そういう面も無きにしもあらずですが、そこはバランスです。
「不安」な気持ちにもちゃんと意味があるのです。
それは危機を察知する能力です。
これがないと、さまざまなリスクに対してあまりにも危険です。
だから、私はいつも自信がない、と思っている人は、
小さなルーティンで成功体験を感じながら、根拠のない自信を育ててみてください。
すると、そして自信と不安のバランスが自然と調ってきます。
そんな簡単にいかない、と思うかもしれませんが、
じつはとてもカンタンです。
日常いつもやっていることを漫然とやるのでなく、
「さあ、やるぞ」と思ってから始めるだけです。
そしてできたら、自分をほめてあげましょう。
ここがポイントです。
ダマされたと思って、ちょっと続けてみてください。
あと、気になるのは、
自信と不安の理想的なバランスです。
人によって感覚がちがうので正解はありませんが、
「大きな自信と少さな不安」ぐらいの割合が、ちょうどいいかもしれません。
もし、
今日は自信6対不安4だから、慎重すぎるかな?とか、
自信9,5対不安0.5だから、少し抑えた方がいいかな?とか、
そうやって、
心のバランスメーターを観察できるようになったら、あなたは、「マインドフィット」の上級者です!
もっと自信をもって生きたいけど、一人で変えていける自信がない方、
がんばっても不安な気持ちが小さくならない、という方は、
心のギャップ(違和感)をフィットさせて、
輝く自分を取り戻す「マインドフィットセラピー」がお力になります。
あなたとお会いできることを楽しみにしています。
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