『天地遍路』のブログ

伊予路を行く⑧ 〔瀬戸内海は湖のよう〕

投稿日:2018年5月17日 更新日:

(52番 太山寺 ⇒ 53番 円明寺)

空の真ん中は晴れているのだが、端のほうは、霞んでいて太陽を隠している。

 

6時30分出発。

宿にリュックを置かせてもらい、身軽になって五十二番札所へ向かう。

 

7時に

●五十二番札所 太山寺に到着。

 

 

着いたと思ったら、そこから350メートル奥に本堂があるとのことだった。

上り坂を歩く。

ご本尊は十一面観音。

朝、誰もいない、静かな本堂の中でお経をあげる。

 

ご本尊は国の重要文化財、本堂は国宝となっている。本堂の作りは、さすがに重厚だ。

 

仁王門も国の重要文化財。

また同じ道を戻って、

●五十三番札所 円明寺に到着。

本尊は阿弥陀如来。
境内で手紙などを書かせていただき、投函する。
お寺の脇にあるポスト。

お寺を出発するときに、境内でだれかが尺八を奏でているのが聞こえた。

道路にも壁越しに聞こえてくる。その音を聞きながら歩き出した。

 

預かってもらっていたリュックを取りに行くと、宿の人は不在だったが、玄関に冷たいお茶を用意して下さっていたので、ありがたくいただく。

 

8時50分に出発。

 

風があるが、湿気は高そうだ。今日も暑くなるかもしれない。

 

道を間違えて工場地帯に入った。

そこの川はあまり澄んではいなかったが、よく見ると鯉や鮒がうようよいた。

 

30分ほど歩いていると突然、

 

 

瀬戸内海が現れた。

変わった形の船が見える。
これからはしばらく瀬戸内海沿いに歩く。
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袖無しの白衣を着た外国人のサイクリストが、追い抜きざまにおじぎをしていった。

瀬戸内海に出てから、自転車に乗った外国人が増えたようだ。

彼らの多くは、お遍路でなく、サイクリングロードで有名な、しまなみ海道周辺をサイクリングしているのかもしれない。

歩きお遍路を見ると、走りながら体をよじらせて挨拶しようとしてくれる。

 

瀬戸内海はとても静かだ、足元のすぐ下に海が静かに横たわっている。まるで湖のほとりのようだ。

 

 

海のそばを歩いているだけで、どこか心が安心する。

時々、瀬戸内海に住む人々のことを取材するテレビ番組を見るたびに、とても幸せそうに暮らしていると、以前から感じていた。

それは、この穏やかな海の影響なのかもしれない。

 

海の水も、とてもきれいだ。波が立っていない分、水が透き通ってそこまで見えている。

 

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時々、波打ち際にせり出した道路の下が透けて見えることも。

 

 

しかし、こんな看板もある。時には海が荒れるのだろうか。

 

そういえば、昨日の夜、愛媛県内のニュース番組で、道後温泉の昔と今をやっていた。

瀬戸内海に橋がかかったおかげで「しまなみ海道」が出来て、道後温泉もお客が増えて大変な賑わいになったそうだ。

しかしその後、客足は落ち着き、廃業する旅館やお店が立て続けに出てきた。

売り上げも格段に落ちていたが、そこで、新しい客層を呼び起こそうと温泉街の人たちが集まって智恵を絞ったそうだ。

ちょうどインターネットが盛んになり始めた時期と重なり、お客さんのニーズも変わってきていることを巧みにとらえて、それまでの団体宿泊客中心から個人旅行の宿泊をたくさん受け入れたそうだ。

それが成功して、今はたくさんの観光客や宿泊客で賑わっている。ということだった。

 

2020年東京オリンピックに向けて、全室個室の温泉付きなどの個人がゆったりとくつろげる部屋に改装しているホテルが増えていると言っていた。

団体でご一緒に、という時代は終わり、一人ひとりの好みに合わせてニーズを満たす取り組みが、どんな業界であっても求められているのだろう。

 

しばらく、海が見えない幹線道路沿いを歩く。交通量も多いが、歩道は狭い。

凹凸が多く、平地を歩いているのに意外と苦労する。(写真ではわかりにくいかも)

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12時半ごろ、うどん店に入って昼食をする。

 

途中、鎌大師という所があった。

お大師様がこの辺で流行った疫病を、鎌で削って作ったご自身の像を民に拝ませ、それによって疫病の流行りを止めた、という言い伝えが残っている。

 

海岸から中に入り急な坂を登るまた海の側に降りる。高低差80メートル。

 

また海岸沿いに戻る。

 

 

海側の歩道が途切れたので道の反対側へ横断歩道を渡ろうとしたら、途切れなかった車の列が急に横断歩道の前で止まってくれた。

それを見た対向車も止まってくれた。恐縮しながら横断した。

愛媛のドライバーはもともとマナーが良いのか、それともお遍路さんには気を遣ってくれるのか。いずれにしろ、こちらもマナーを守って歩かなければならない。

いつも見られていることを意識しよう。

 

ちなみに千葉のドライバーで、横断歩道で歩行者を優先する人はどれくらいいるだろうか?

 

海岸通り沿いになぜか瓦製造の会社が続いている。

どこの会社も全てここで製造しているようだ。昔ながらの瓦の町なのだろう。

 

 

瓦の町らしく、遍照院というお寺には、山門に鬼瓦が奉納してあった。

 

 

また少し進むと、突如、大工場が目の前に広がった。

 

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石油の精製施設らしい。

 

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この煙突の先には、たえず炎が噴き出ている。下の森は、青木地蔵という庵。

 

こんな風景もたまにはめずらしいだろう。

 

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と思ったら、また海岸に出てきた。

狭いが、白い砂浜が続いている。

いろいろな景色が入れ替わり現れる。

 

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こちらの写真の方がお遍路旅らしいだろう。

 

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また、その先に、港が見えてきた。大きな船が泊っている。今日の宿のある町は港町のようだ。

 

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五十四番札所に行くには時間が遅くなってしまったので、今日は宿に直行することに決めた。

宿の近くの八幡神社が明後日に大祭をするそうだ。地元の人がたくさん出て、祭りの準備をしていた。

宿の前にものぼりが立っていた。

祭り一色といった感じだ。

 

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なんと宿の部屋から、のぼりがすぐ目の前に。

 

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もうここは今治市に入っているようだ。

夕暮れが迫った時間、部屋で休んでいると、船の汽笛が大きく3回聞こえた。

 

あしたは、6ヶ所の札所をお参りする予定。

 

あなたとお会いできることを楽しみにしています。

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